ゲシュタルト
療法
ゲシュタルト療法とは、精神分析医フレデリック・パールズとゲシュタルト心理学者ローラ・パールズの夫婦が考案した「今、ここ」での気づきを大切にする心理療法です。
もう少し詳しく言うと、ゲシュタルト療法は、今ここでの自分、また自分を取り巻く環境がどんな在り方をしているのかを、クライエントが「ワーク」と呼ばれるエクササイズをすることで、見える化し、気づきを得るセラピーです。
ワークを行うのはクライエント自身であり、ワークを促す役割を担うのが、ゲシュタルトのセラピストです。
ワークを行うことでクライエントは、例えば、未完了だった感情を充分に感じて完了させ、次に進むことができるようになったり、自分が身を置いている人間関係の構造を見ることができ、次の行動を選択する自由を持てるようになったりします。
ゲシュタルトセラピーでは、過去に問題の原因を求めたり分析したりすることよりも、「今、ここ」での気づきを大切にします。無理に自分を変えようとするのではなく、今ここにある自分自身を充分に体験し受け入れたときに、人は気づきを得て自然に次に進むことができ、人間的成長が得られるのです。
人は、本来、自分で良い人生を選択し、幸せになる力を持っています。
ただ、犯罪を繰り返す人は、自分で気づかずに持っている失敗のパターンや、未完了菜抑えた感情に囚われ、本来の力が発揮できないでいるのです。
「自分が何をしているのか」の気づきを得ることで、今、ここから、自分で人生を選択してゆく自由を得ることができます。
小竹広子は2年間ゲシュタルト療法を学び、セラピストとして活動しています。
ゲシュタルト療法のワークを受けてみたい方は、お申し出ください。
料金:法律相談費用と同様 約1時間 10800円
刑事事件を受任した場合には、本人との接見の中で、必要に応じてゲシュタルト療法を使い、気づきの体験をしてもらいます。この場合、別途料金はいただきません。